【家庭菜園】ベランダの日当たりが悪いときは?日陰で育つ野菜4選
ベランダのスペースを活用して家庭菜園に挑戦してみたいけれど、日当たりの悪さに悩んでいるという方も多いのではないでしょうか。ベランダの日当たりが悪くても、ポイントを押さえれば家庭菜園を楽しむことは可能です。そこで本記事では、ベランダの日当たりが悪い場合の対処法をお伝えします。日陰でも育てやすい野菜も併せて紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を読むための時間:3分
ベランダの日当たりが悪い場合の対策
ここでは、ベランダの日当たりが悪い場合の対策を紹介します。
日の当たる場所を見つける
日当たりが悪いベランダでも、時間帯や場所によっては日が当たっているかもしれません。時間帯別に日差しがさす場所を確認してみましょう。日照時間が短くても、植物によっては育てられることもあります。
ラックを使って高さを上げる
ラックやバスケット型のプランター、ホルダーなどを活用して高さを出し、日当たりを確保することもできます。ただし、集合住宅にお住まいの場合は、管理規約に違反しないように注意しましょう。強風が吹いたときなどに、落下しないような工夫をしておくことも大切です。
反射板を設置する
市販されている反射板や反射シートなどの反射材を使えば、光を拡散させて植物に当てることができます。使用する際には、反射高が近隣住民や通行人の迷惑にならないように、十分配慮してください。
光合成を促進させる
市販の光合成促進剤を使用すると、光の吸収率が上がり、日照時間が短くても光合成を促進させることができます。天候不良が続くときにもおすすめです。
日陰でも育つ野菜
ここからは、日陰でも育てやすい野菜と栽培場所の選び方を紹介します。
じゃがいも
じゃがいもは、半陰性植物に分類されるため、1日3時間程度の日照時間で十分です。深さのあるプランターを選び、風通しの良い場所で育てましょう。
大葉
大葉は陰性植物なので、ベランダの日当たりが悪くても問題なく育てられます。日が当たり過ぎると葉質が固くなるため、半日陰の環境を選んでください。
ニラ
ニラは、陰性植物に分類されます。日光を避けて育てることで葉が柔らかくなるので、日の当たらないベランダで育てるのにぴったりの野菜です。通気性と水はけの良い場所で育てましょう。
ねぎ
ねぎも、半日陰で育てることができる半陰性植物の野菜です。比較的涼しい環境を好み、生育適温は15℃〜25℃とされていますが、風通しがよく水はけの良い場所を選べば1年中育てることができます。
ベランダで家庭菜園を行う際の注意点
ここからは、ベランダで家庭菜園を行う際に注意したいポイントをお伝えします。
室外機に注意する
ベランダにエアコンの室外機を設置している場合は、室外機から出る熱風に注意しましょう。直接風が当たりそうな場合には、室外機に専用のカバーをつけることで、ファンの強風から植物を守ってくれます。
臭いの出る有機肥料は避ける
集合住宅にお住まいの場合や、隣家との距離が近い場合、臭いの出やすい有機肥料を使うと迷惑になってしまうため避けてください。化成肥料や液体肥料を使えば臭いもほとんどなく、十分な栄養を与えながら育てることができます。
水漏れに注意する
ベランダで家庭菜園をする場合、限られた土の量で育成しなければならないため、水やりの回数が多くなるものです。水やりの際には、水漏れをして階下の住人に迷惑がかからないようにしてください。特にラックやホルダーを使って高さを出している場合には、水がベランダの外に跳ねることがあるため注意しましょう。
ベランダを活用して家庭菜園を楽しもう!
本記事では、ベランダの日当たりが悪いときの対処法をお伝えしました。ベランダに日差しが当たらなくても、工夫次第で野菜を育てることは可能です。また、日照時間が少なくても育つ野菜を選ぶことで、問題なく収穫することができます。ベランダの日当たりが悪くてお悩みの方も、ぜひ本記事の内容を参考にしていただき、ベランダ菜園を楽しんでください。