外構工事はDIYでも可能?メリットとデメリットを知って判断しよう

外構工事とは、玄関周りや駐車場、庭、フェンスなど、住宅の顔ともいえる家周辺をデザインしたり整備したりする工事のことを指します。最近では、外構工事をDIYで行う人も増えており、その魅力についても関心が高まっています。しかし、よく調べずに自分で行ってしまうと「こんなはずではなかった」という失敗につながりかねません。
そこで本記事では、DIYが可能な外構工事の種類と自分で外構工事を行うメリット・デメリットについてご紹介します。自分で工事ができるかどうかを判断する際に参考にしてください。
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DIYが可能な外構工事
外構工事といってもその範囲は広く、難易度もさまざまです。DIYで外構工事を行う際に、比較的取り組みやすい作業として以下のようなものが挙げられます。
- 花壇の設置
- ガーデンライトの設置
- 砂利の敷設
- レンガやタイルを使用した舗装
- フェンスの設置
- ウッドデッキの作成
外構工事をDIYで行うメリット
外構工事をDIYで行うことで得られるメリットは、さまざまです。既製品を購入するよりもコストを抑えられるだけでなく、理想の庭のイメージを自分で作り上げる達成感も得られます。ここでは外構工事をDIYで行うメリットを3つご紹介します。
コストを抑えられる
外構工事をDIYで行うことで得られるメリットの中でも特に大きいのが、コストが抑えられる点です。業者に工事を依頼する場合、材料費に加えて人件費や諸経費がかかりますが、DIYであればこのような費用を大幅に削減できます。
DIYスキルを習得できる
外構工事のDIYは、専門的な知識とスキルを習得する絶好の機会です。木工や塗装、簡単な土木作業など、事前に勉強して実際に経験することで、幅広いスキルを身につけられます。これらのスキルは、他のDIY作業や家のメンテナンスにも活かせるため、実用的な趣味活動だといえるでしょう。
デザインの変更が容易にできる
DIYで工事を行う場合、作業中でもデザインを簡単に変更できます。業者に依頼すると、途中でデザインを変更したくなっても追加費用が求められたり、そもそも対応が難しかったりする可能性があります。しかしDIYなら自分のペースで作業が進められるため、イメージに合わなければその場で修正することも可能です。また完成後に気になる点があれば、いつでも自分で修正できます。
外構工事をDIYで行うデメリット
外構工事をDIYで行うことで得られるメリットは沢山ありますが、いくつかのデメリットも存在します。理想の外構にするには、自分で作業することでどのようなデメリットが生じるのかについても、しっかりと把握しておかなければなりません。
時間と労力の負担が大きい
外構工事のDIYは、想像以上に時間と労力がかかります。専門家ならば数日で終わる作業でも、自分で行うことで何週間もかかってしまう可能性があります。特に仕事や家庭の都合で時間が限られているような環境では、作業が思うように進まず挫折してしまうこともあるでしょう。
専用の工具が必要になる場合がある
外構工事をDIYで行う場合、専用の工具が必要になる可能性があります。DIYで使用する工具は高価なものが多いため、思わぬ出費になりかねません。そのため最初の頃は、基本的な工具だけで行える作業から始めてみるのがおすすめです。
DIYに慣れてきたら、自分のレベルに合わせて少しずつ工具を揃えていきましょう。また工具を使用する際は、使い方を事前に勉強するなど、安全面に配慮した使用方法を心がけてください。
外構工事の種類や状況に応じて選択しよう
本記事では、DIYが可能な外構工事の種類と自分で外構工事を行うメリット・デメリットについて紹介しました。外構工事をDIYで行うか、業者に依頼するかは、工事の種類や自分の経験などに応じて適切に判断する必要があります。今回紹介したメリットとデメリットを参考にして、自分のスキルや作業に充てられる時間、予算などを考慮しながら最適な方法を選んでください。