庭の水はけを改善する方法!簡単にできるDIYのアイデアを5つ紹介

庭の水はけが悪いと、雨が降った後にぬかるみが発生しやすくなります。また庭に水が溜まったままになると、庭の景観が悪くなるだけでなく植物の健康にも悪影響を及ぼすため、適切に対処しなければなりません。本記事では、DIYで庭の水はけを改善する方法をご紹介します。今回紹介する内容を参考にして、雨の日でも快適に過ごせる庭づくりを目指しましょう。
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庭の水はけが悪いとどうなる?
庭の水はけが悪いと、さまざまな問題が発生します。たとえば雨が降る度に庭がぬかるんで歩きづらくなるほか、泥によって玄関や家の中が汚れやすくなるなどです。また土壌が常に湿った状態になることで、根が腐りやすくなるため植物が健康に育ちません。さらに水はけの悪い庭では、カビやコケ、蚊などの害虫が発生しやすくなります。このような問題を防ぐには、庭の水はけを改善することが重要です。
DIYで庭の水はけを改善する方法
DIYで庭の水はけを改善する方法の中には、初心者でも手軽にできるものから本格的な技術が必要になるものまで、さまざまな対策法があります。ここでは庭の水はけを改善する方法を5つ紹介します。DIYの経験に応じて、自分でできそうなアイデアを探してみましょう。
雨水桝の蓋の種類を変える
既存の雨水桝の蓋が目詰まりしていたり、通水性が低い造りになっていたりする場合、より効率的に排水できる蓋に交換することで、水はけが改善されます。ホームセンターで適切なサイズの蓋を購入し、既存の蓋と交換するだけなので初心者でも簡単に行えます。
傾斜をつけて水を流す
庭全体に緩やかな傾斜をつけることで、雨水を効率的に排水できます。傾斜をつける際は、水の流れる方向を考えて、排水先を決めましょう。庭の一部に排水口を設けたり、雨水桝の位置を工夫したりすることで、水が流れやすくなります。
土壌改良を行う
水はけの悪い土壌は、粘土質である可能性が高いです。このような土壌を持つ庭の水はけを改善するには、軽石や腐葉土、パーライトなどを混ぜ込み、土壌改良を行うのが効果的です。粒子の荒いものを混ぜることで、土壌の通気性と排水性を向上させることができます。本格的に行うには、重機を使用して土を掘り起こさなければならないため、初心者が行うには難しいかもしれません。
砂利を敷く
砂利の敷設は、庭の水はけを改善させるのに効果的です。砂利の層は水を通しやすいため、地表面に水が溜まりにくくなり、ぬかるみの発生が防げます。砂利は見た目にも美しく、庭のデザイン性を高める効果も期待できます。庭の雰囲気に合わせて、砂利の色や形状を選んでみましょう。
コンクリートを敷く
水はけの改善と共に、庭のメンテナンス作業を簡単にしたい方には、コンクリート舗装がおすすめです。コンクリートは耐久性が高く、適切な傾斜をつけて施工することで、効果的に雨水を排水できます。コンクリートを敷く際は、水はけを考慮して排水溝や雨水桝を適切な位置に設置しましょう。
ただし全面をコンクリートで覆ってしまうと自然な風合いが損なわれてしまうので、どの位置にどの程度の大きさで舗装するのかを慎重に検討する必要があります。コンクリート舗装は、難易度は高めですが自分で行うこともできるので、興味がある方は、ぜひ挑戦してみてください。
水はけを改善して、雨の日でも快適に過ごせる庭を作ろう
本記事では、DIYで庭の水はけを改善させる方法について紹介しました。雨水桝の蓋交換や砂利の敷設などは、DIY未経験者でも簡単に行えます。庭に傾斜をつけたりコンクリートを舗装したりする対策法は難易度が高いため、事前に庭の状態をよく確認して綿密に計画を立ててから始めましょう。
今回紹介した方法をいくつか組み合わせて実践することで、庭の水はけが改善され、雨の日でも快適に過ごせる庭を作ることができます。