簡単DIY!壁に穴を開けないウォールシェルフの取り付け方を解説
住まいの悩みの中でも特に多いのが、収納スペースに関する問題です。特に賃貸物件に住んでいる場合、壁に穴を開けるようなアイテムは取り付けられないため、思い通りに収納スペースが確保できません。そこで今回は、壁を傷つけずに設置できるウォールシェルフについてご紹介します。DIYで手軽に取り付けられるので、家に物が多くて悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
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ウォールシェルフとは
ウォールシェルフとは、壁に直接取り付ける棚のことです。床に置く家具とは異なり空間を有効活用できるため、狭い部屋でも収納スペースが増やせます。雑貨や本、キッチン用品などはもちろん、最近では装飾性の高いアイテムも多く、写真や小物を飾ってインテリアの一部としても用いられています。
壁に穴を開けないでウォールシェルフをDIYする方法
通常ウォールシェルフの設置には壁に穴を開ける必要があります。しかし近年では賃貸物件でも使用できるように、家屋を傷つけないタイプの収納家具が増えてきました。ここでは壁に穴を開けずに設置できるウォールシェルフの種類と設置方法をご紹介します。
突っ張り棒タイプのアイテム
突っ張り棒タイプのウォールシェルフは、床と天井の間に突っ張り棒を設置し、その上に棚板を乗せるだけで使用できる収納アイテムです。壁に穴を開けずに設置できるため、賃貸物件でも安心して使用できます。このタイプは安定性が高く、比較的重いものでも置けるのが嬉しいポイントです。
購入する際は、突っ張り棒の強度や長さに注意し、収納品の重量に耐えられるものを選びましょう。色や材質など種類が豊富なため、部屋の雰囲気に合わせて選ぶことでインテリアグッズとしても使用できます。
ホッチキスタイプのアイテム
ホッチキスで取り付けるタイプは、特殊な針を使用して壁に固定するウォールシェルフです。ホッチキスの針は細く、壁紙にほとんど痕が残らないため、賃貸物件でも原状回復がしやすいと人気です。
設置や取り外しを簡単に行えるというメリットもありますが、耐荷重が低く、軽いものしか収納できないというデメリットがあります。また、壁の材質によっては針が刺さりにくい場合もあるので、商品を購入する前にどのような場所で使用するのかを確認しておきましょう。
ピンタイプのアイテム
ピンタイプのウォールシェルフは、細い押しピンを使用して棚を壁に固定する方法です。ピンが細いため、壁の穴が目立ちにくいということで人気があります。さまざまなデザインやサイズがあるので、耐荷重を確認して用途に応じた商品を選びましょう。ただし重いものを収納しようと耐荷重を高めるために沢山のピンを刺してしまうと、跡が目立つので注意してください。
ウォールシェルフをDIYする際の注意点
ウォールシェルフをDIYで取り付ける際は、いくつかの注意点を守らなければなりません。まず耐荷重を守ることが最も重要です。収納するものの重さが耐荷重を超えてしまうと、棚が急に崩れて怪我や事故につながる恐れがあります。また設置場所の壁の材質や環境を確認して、適切なアイテムを使用しましょう。
安全に使用するには、設置後も定期的に点検してゆるみやズレがないかを確認してください。ホッチキスやピンタイプのウォールシェルフは、小さくても壁に穴を開けてしまうので、賃貸物件の場合は、事前に管理会社やオーナーに確認を取っておくことをおすすめします。
壁を傷つけないで収納スペースを増やそう
本記事では、壁を傷つけずにDIYで設置できるウォールシェルフの種類と注意点を紹介しました。突っ張り棒やホッチキス、ピンなどさまざまなタイプのウォールシェルフがあるので、部屋の環境に適したものを選びましょう。今回紹介したアイテムを活用すれば、賃貸物件でも収納スペースの確保はもちろん、自分好みのインテリアで装飾した空間づくりが楽しめます。