引っ越しでの洗濯機の運び方!安全のための事前準備と注意点を解説
引っ越しで洗濯機を運ぶ際は、故障や怪我を防ぐため、適切な方法で行うのが大切です。しかし、どのように運べば良いか、持ち出し方がわからない人も多いでしょう。そこでこの記事では、引っ越しでの洗濯機の運び方について、事前準備や注意点なども合わせて解説します。
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引っ越しで洗濯機を運ぶ時の事前準備
引っ越しで洗濯機を運ぶ時は、以下の事前準備を行いましょう。
- 水抜きをする
- 部品をまとめておく
- 新居の設置場所を確認する
それぞれについて解説します。
水抜きをする
洗濯機を持ち運ぶ際は、洗濯槽やホースに溜まった水が漏れる可能性があるため、事前に水抜きをする必要があります。やり方は以下の手順となり、説明書がある場合はその通り行いましょう。
- 洗濯機の給水蛇口を閉める
- 洗濯機を通常コースで運転する
- 30秒程度経ったら一時停止して電源を切る
- 給水ホースを外して水滴を排出する
蛇口を閉めた状態で洗濯機を運転すると、中に溜まった水を排出できます。運転後は残りの水滴を出すため給水ホースを外し、タオルなどで水滴を拭き取ります。引っ越し当日にもできますが、準備などで時間がない可能性もあるので、前日までに済ませておくのが望ましいです。
部品をまとめておく
水抜きが終わったら、ホースなどの接続部分を外して、部品をまとめておきます。部品がないと新居で洗濯機を設置できなくなるので、どこのパーツかわかるようにして、無くさないようにするのが大切です。万が一部品を紛失させてしまうと、洗濯機の買い替えが必要になる可能性もあるため注意しましょう。
新居の設置場所を確認する
引っ越しで洗濯機を持ち運ぶ際は、事前に以下の項目を確認しましょう。
- 設置スペースの広さ
- 洗濯機パンの大きさ
- 蛇口の形
- 蛇口の高さ
- 排水口の位置
設置スペースと洗濯機パンの大きさを事前に確認しないと、サイズが合わなくて洗濯機を設置できず、運搬しても無駄になってしまいます。また、蛇口の形や高さ、排水口の位置なども、洗濯機と合わない場合はパーツの交換などが必要になるので、事前に確認するのが大切です。
引っ越しでの洗濯機の運び方
引っ越しでの洗濯機の運び方は、以下の通りです。
- 搬出経路を養生する
- 車に積んだら固定する
それぞれについて解説します。
搬出経路を養生する
引っ越しで洗濯機を運ぶ際は、搬出経路を養生しましょう。洗濯機を運んでいると壁にぶつかりやすく、シートなどで保護しないと本体や住宅に傷がつく可能性があります。賃貸住宅の場合は傷がつくと修理費用を請求されることがあるので、共用部分なども含めてしっかり養生するのが望ましいです。
車に積んだら固定する
洗濯機を建物から搬出して車に積んだら、倒れないようしっかり固定しましょう。洗濯機は機械なので、倒れると故障する可能性があります。そのため、養生マットや緩衝材で洗濯機をカバーした後は、紐やテープなど車に固定して、倒れないようにするのが大切です。
引っ越しで洗濯機を運ぶ際の注意点
引っ越しで洗濯機を運ぶ際は、以下の2つに注意しましょう。
- 横向きにしない
- 二人以上で運ぶ
それぞれについて解説します。
横向きにしない
引っ越しで洗濯機を運ぶ際は、横向きにならないようにしましょう。持ち上げる時に一時的に斜めにするのは問題ありませんが、運ぶ時に横にしてしまうと蓋が破損したり、洗濯槽がずれて故障したりします。そのため、運ぶ時はなるべく立てたままにして、車に積み込んだ後も倒れないようにするのが大切です。
二人以上で運ぶ
引っ越しで洗濯機を運ぶ際は、なるべく二人以上で行いましょう。運搬に慣れている業者の人であれば一人でもできますが、素人には難しく、重みで落下させる可能性があります。落とすと故障や怪我につながる恐れがあるので、なるべく二人以上で安全に運ぶのが大切です。
引っ越しで洗濯機を運ぶ時は揺れに注意しましょう
引っ越しで洗濯機を運ぶ際は、水抜きや新居の設置場所の確認などを事前に行う必要があります。引っ越し当日には、搬出経路を養生でカバーして、車に積んだ後も倒れないようにするのが大切です。また、洗濯機は横向きにすると故障しやすくなるので、なるべく立てたまま運び、揺れなどの衝撃にも注意しましょう。