庭のスペースを有効活用!駐車場にするメリットとデメリットを解説
家に駐車場が無いことで悩んでいる方は、庭を駐車スペースに変更するリフォームが魅力的に感じられるかもしれません。しかし庭を駐車場にすると日常の生活が便利になる一方で、外での活動が制限されるなど色々な問題も起こります。本記事では、庭を駐車場にする際のメリットとデメリットを解説します。自宅のスペースをどのように活用するか悩んでいる方は、今回紹介する内容をぜひ参考にしてください。
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庭を駐車場にするメリット
自宅に駐車スペースが無い方は、庭を有効活用できないか検討してみると良いでしょう。敷地内にあるスペースを駐車場として利用することで、金銭面や安全面においてさまざまなメリットが得られます。
車の保管場所を確保できる
自宅に駐車場を設けることで、いつでも確実に使用できる車の保管場所が確保できます。特に都市部では、自宅付近に駐車スペースが見つからないことも珍しくないため、常に駐車できる場所があることは、安心感にもつながります。
駐車場料金を節約できる
庭を駐車場にするメリットの中でも特に大きいのが、駐車料金を節約できる点です。外部の駐車場を利用する場合、月々まとまった費用を払い続けなければなりません。しかし自宅の庭を駐車場にすれば、毎月かかる費用を大幅に削減できます。
利便性が高まる
自宅に駐車場があると、車の乗り降りが楽になります。特に雨の日や荷物が多い時は、車から降りて家にすぐに入れるため便利です。さらに車が敷地内にあるので、メンテナンス作業や掃除をいつでも気軽に行えます。
安全性が高まる
敷地内に駐車場がある場合、路上や公共の駐車場に駐めておくのに比べて、車が盗まれたり傷つけられたりする可能性が大幅に低下します。また車から降りてすぐに家に入れるため、女性や子供が暗い夜道で犯罪に巻き込まれる心配がありません。
庭を駐車場にするデメリット
庭を駐車場にすることで得られるメリットは多々ありますが、同時にいくつかのデメリットも存在します。後で後悔しないようにするには、良い面も悪い面も理解した上で判断することが重要です。ここでは、庭を駐車場にするデメリットをご紹介します。
施工費用がかかる
庭を駐車場に改造するには、初期投資が必要です。地面の整地や舗装工事、排水設備の設置など、さまざまな作業が必要になるため、工事の規模や使用する材料によっては、かなりの費用がかかる可能性があります。
自然が少なくなる
庭を駐車場にする場合、スペースを確保するためにもともとあった植木や花壇などを撤去しなければなりません。緑や花に囲まれた空間は、ストレスを軽減させ、気持ちをリフレッシュさせる効果があります。そのため庭を駐車場に変える場合は、プランターに花を植えるなど、制限された空間の中でも自然を取り入れられる工夫を行うと良いでしょう。
庭での活動が制限される
庭を駐車場にすることで、以前まで庭で行っていた活動が制限される場合があります。たとえばガーデニングや家庭菜園などは、コンクリートが敷かれた駐車場では行なえません。このように趣味活動をする場所として庭のスペースを活用していた方は、庭を駐車場に変えることで、大きな喪失感を抱いてしまう可能性があります。
メリットとデメリットを理解した上で判断しよう
本記事では、庭を駐車場にする際のメリットとデメリットについて解説しました。車の乗り降りが便利になったり駐車料金が節約できたりと、色々なメリットがあります。しかし自然が減少し、庭での活動が制限されるというデメリットも無視できない問題です。庭を駐車場にリフォームするかどうかは、これらのメリットとデメリットを十分に理解した上で、ライフスタイルや優先順位を考慮しながら判断しましょう。