DIYで食器棚を作るのは可能?メリットとデメリットを把握しよう
キッチンの収納力を高めるには、機能性と収納性を兼ね備えた食器棚が欠かせません。既製品を購入することもできますが、最近ではDIYで自分好みの食器棚を作る人も増えています。しかし、DIYで家具を作ることで生じる問題も色々とあるため、慎重に判断する必要があります。
本記事では、食器棚をDIYで作るメリットとデメリットについてご紹介します。食器棚を自分で作るか既製品を購入するか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
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食器棚をDIYするメリット
食器棚を自分で作ることで得られるメリットは、さまざまです。自宅のキッチンに合う色や素材、大きさの食器棚をDIYすることで、統一感のあるおしゃれな空間が作り出せます。ここでは、食器棚をDIYするメリットを3つご紹介します。
自由にカスタマイズできる
食器棚をDIYするメリットは、自分のニーズに合わせて自由にカスタマイズできる点です。市販の食器棚では、サイズやデザインが限定されているため、キッチンのスペースにうまくフィットしなかったり、家にある食器を収納できなかったりする場合があります。
しかしDIYならば、スペースに合うサイズに調整できるだけでなく、背の高いワイングラスなど、収納したい食器や調理器具に合わせたレイアウトを自由に設計できます。また、よく使用する調理器具を取り出しやすい位置に配置するなど、使い勝手を重視した設計も可能です。
自分好みのおしゃれを追求できる
既製品の食器棚はデザインが限られているため、インテリアとの調和を取るのが難しい場合があります。しかしDIYなら好きな色や素材を使用して、自分好みのデザインを追求することが可能です。木材の種類や塗装、取っ手のデザインなど、細部にまでこだわりを持たせることで、より個性的でおしゃれな食器棚が作れます。
既存の食器棚を活用できる
新しいものを最初から作るだけでなく、既存のものをリメイクするのもDIYです。古くなった食器棚を塗装したり、棚板を追加したりすることで、見た目や機能性を向上させられます。新しい食器棚を購入するよりもコストが抑えられるので、経済的なメリットが大きいといえるでしょう。
食器棚をDIYするデメリット
自分で家具を作る場合、メリットだけでなくデメリットについても把握しておかなければなりません。十分な知識や技術を習得せずにDIYで家具を作ると、耐久性だけでなく安全面においても問題が生じる可能性があります。ここでは、食器棚をDIYするデメリットについてご紹介します。
耐久性に問題がある可能性がある
DIYで作った食器棚は、プロが作ったものに比べて耐久性が劣る場合が多々あります。食器棚は日常的に使用する家具であり、かつ重い食器を収納するため、耐久性は非常に重要なポイントです。
しかしDIY初心者の場合、適切な素材選びや加工技術が不足していることが多いため、長期間使用するうちに歪んだり壊れたりする可能性があります。食器棚を安全に使用するためにも、材料選びや設計などについてある程度の知識と技術を習得した上で作業を始めましょう。
見た目が悪くなる可能性がある
DIY初心者の場合、仕上がりが期待通りにならないことがあります。特に接合部分に隙間ができたり、扉や引き出しが閉まらなかったりすると、見た目だけでなく機能面においても問題が生じます。仕上がりを美しくするためにも、DIYに慣れている人からアドバイスをもらったり動画で勉強したりしてから作るようにしましょう。
特徴を理解した上で、DIYで食器棚を作るのか判断しよう
本記事では食器棚をDIYで作るメリットとデメリットについて紹介しました。食器棚のDIYには、オリジナルのデザインを追求できるというメリットがある一方で、耐久性や見た目に関するデメリットも存在します。このようなメリット・デメリットの他に、自分の技術レベル、期待する完成度などを冷静に見極めた上で、DIYで作るか既製品を購入するかを判断しましょう。